Change Of Pace

思ったことや、日常を書いていきます。

2017/04/24

 

最近、カメラにどっぷりハマっており色々な風景を見て、撮りにいったりしているのですが、夕張に行った時の話を少ししたいと思います。

 

夕張市はご存じのとおり、地方公共団体として、財政破綻をしてしまいました。

現在は、財政再建の為に、様々な部分でコストカットを行いながら、行政を回しています。

人口も、流出が止まらず最盛期の1960年には11万6908人(!)もいた人口が今は8858人にまで減ってしまいました。

 

私は、そんな、時代の流れについていけなかった、昭和の色が残る夕張の街に降り立ち写真を撮っていました。

私は平成生まれの人間です。昭和のカラーや匂いはテレビや本でしか知りません。

ですが、明らかに時代の流れに沿っていない建物や、広告などがひしめく街を見ると、平成のカラーではないことは分かります。

 

そこで、思った事。

 

それは、この昭和のカラーや雰囲気が残るこの街はある意味貴重なのではないかという事。

ここでしか取れないような、建物が多く並んでおり、石炭で栄えていただろう過去を感じさせてくれました。

写真の題材として興味深いものが多く、また来たいと思わせる街並みでした。

ご自分のカメラを持っていて、古い建物や、慣習に興味をお持ちの方は、ぜひ行ってみると面白いと思います。

 

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⇧もうすぐ廃線になる予定の石勝線夕張視線清水沢駅

 1897年業務開始と歴史は古い。

 

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⇧かつては有人駅だったが、無人駅に。客もおらず、シャッターの機械音が反響した。外気よりも室内の方が寒かった。

 

 

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清水沢駅に張られていた。駅に携わった方の証言をまとめたものらしい。

 夕張が栄えていた様子が面白く描かれていた。

 

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 ⇧道中にあった、橋梁。

 

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⇧夕張の山へ落ちていく夕日。一番感動した。

 

こんな感じで、夕張の下りは終わり。

現在や、未来の事ばかりに目を向けるのではなく、過去に目を向けることは必要だと改めて感じました。